(※その3から続く。)
■Part5
・今回は「暴走するインターネット2.0」と題して、朝4時まで放送。
・ここで早稲田大学でのイベントと「百年(吉祥寺の書店)」でのイベントの告知(どちらも12月8日に開催されました)。
・チャーリーさん、これまでいろいろと話をしてきたが、「結局どうしたいの?」という話はあると思う。
・チャーリーさん、香山リカさんの書評について、「それは違うだろう」と思うし、チキさんも「違う」と書いていたと思う。これは社会全体の問題なんだと思う。
・チキさん、インターネットとリアルの乖離を指摘してもあまり意味がない。現実とバーチャルという枠組みで論じること自体無意味。
・チキさん、書評を読んで思ったが、なんで書評を書く人は他の人と違って素直に言わないのか気になる。
・チャーリーさん、インターネットの側に責任がある部分も感じている。
・チャーリーさん、「歳だからネットのことは分からん」と自慢げに話す人に対して何と言えばいいのか悩む。
・チキさん、「インターネット」は単にPCを使ってコミュニケーションするだけでなく、「フタを開けたらその裏にはインターネット技術が使われている」ということがある。
・柳瀬さん、「車社会」は、みんなが車を運転する社会ではなく、車が全ての物流の基本になっている社会。インターネットも社会のインフラになっている。
・チャーリーさん、「もうこれしかない」という北風理論ではなく、「こっち来ると楽しいことがある」という希望的なものの言い方はないか?
・チキさん、「何か希望に懸けよう」と言うのではなく、「インターネットが希望かどうか見極めるための状況」を共有する状況を作れることが自分にとっての希望。
・チャーリーさん、「インターネット込みの社会でどう生きるか」という話は誰もしたことはない。
・チキさん、教育系の言説がインターネットを埋め尽くしてしまうのはよくない。
・チャーリーさん、Web社会の思想では、ユビキタスや地方の問題を取り上げている。
・津田さん、対立軸を出すためのアジェンダセッティング(議題の設定)は大事だが、そのあと、テーブルに着かなきゃダメ。
・チャーリーさん、自分がテーブルに着いたときに何を言うのかを悩む部分がある。
・津田さん、「MIAU」をやってメリットは一つもないが、やらなきゃいけないという意識はあった。
・津田さん、「ネット系メディア」は、新聞やテレビが取り上げないことに対して敏感に反応してくれる。
・津田さん、テーブルに上がるためのロープは掴んでいる。それを上らなければしょうがない。誰か一人上ればいろんな人がついてくる。
☆M6 Information Overload(Living Colour) ※「Living Colour」はアメリカの黒人4人組のバンド。津田大介さん選曲。
■Part6
・今回は「インターネット」をテーマにお送りしてきたが、話も終盤戦。
・チャーリーさん、チキさんはなぜブログで「ジェンダーフリーの逐一検証」をやろうと思ったんですか?
・チキさん、「人文系のニュースサイト」も「ジェンダーフリーのまとめサイト」も、誰も作らなかったから自分が作った。気づけば「自分がやれる位置にいながら、やる人がいない時に乗り出す」というパターンばかり。
・チャーリーさん、『「テーブルに着け」と言う前に、乗りかかった船でどんどんやっていく』という状態になっていると。
・チキさん、野次馬根性が強くて、電車内で痴漢騒動や喧嘩があると見に行って仲裁したくなる。
・チャーリーさん、(チキさんは)クラスでは昔どういう奴だったの?
・チキさん、昔はいじめられっ子で、仲裁をしているのを見て、「そっち側に行きたかった」と憧れていた。
・チキさん、意義があることをやり続けたいと思うのなら、それを維持するためのお金や体制を作らなくてはならない。
・チャーリーさん、自分が子供に見えてきた。「Life引退してもいいんじゃないか」と落ち込んできた。
・チャーリーさん、スクールカースト的に言うと、自分がヤンキーでチキさんが優等生という構図になってる気がして…。
・チキさん、チャーリーさんと自分はスクールカースト的に同じ位置だったと思う。
・チャーリーさん、(俺は)いじめられっ子じゃないよ。浮いていたんだよ。
・チャーリーさん、昔から(俺は)こういう奴だったので、仲裁も何も誰も相手にできなかった。
・チキさん、(チャーリーさんが)若い人たちに対して手を差しのべる“兄貴分的”な存在をどうやって獲得していったのかな。
・チャーリーさん、(俺は)単に迷惑な奴だった。それを通しながら、相手に迷惑だと思わせない為にどうすべきか修練を積んだ。
・チャーリーさん、「お前の悪いところを直せよ」という言葉が大嫌い。悪いところを直さずに、でも相手を不愉快にさせないスキルを身につければいい。
・チャーリーさん、「マスメディア」は向こうの言いたいキャラを作らされるところだと思っていたから、「悪い大人が俺を騙そうとしている」という感じで見ていた。
・チキさん、下の世代や上の世代に対して何も思わない。他人に興味がないので乗り切れない部分がある。
・チャーリーさん、インターネットと世代論は親和性が強い。
・チキさん、何にでもあるメディアの登場を世代の問題で解決することに反対。ただ、「メディア変数や環境変数が世代に与える影響」を分析しなくてはいけないから、後者の方は前提として取り入れるべき。
・チャーリーさん、「携帯が登場した時に、高校生だったか、大学生だったか、大人だったかで意味は違う」という話でしょ?
・チキさん、「高校生はみんな携帯を使っている」と言われているが、使い方や度合い等は全然違う。
・チキさん、暗の部分を見ずに「携帯族だ」という語り方に対しては違和感があるし、それが内面の問題、教育の問題になることに対しても違和感がある。
・チャーリーさん、自分が高校生だったら、今のチキさんのまま高校生になったら超ヒーローじゃん。
・チキさん、今の脳みそのまま昔に帰って…。(チャーリーさん爆笑。)
・チャーリーさん、チキさんの本の中で一番面白かったのが「ブログ中毒」のところ。
・チャーリーさん、「誰かに説教したい」「かっこよく見せたい」というのはあまりない。自分が何を生きてきたのかを知りたい。
・チキさん、(本を出した時)最初は顔の話題ばかりしかなかった。
・柳瀬さん、途中からずっと観客になっていた。
・斎藤さん、僕は71年生まれだが、上の世代に対していろいろやられちゃった感がある。
・チキさん、空気を吸って吐いてするようにAA(アスキーアート)を貼ったりする。
・チャーリーさん、携帯を新しくすると最初についつい顔文字を登録してしまう。
・チキさん、まだまだ喋りたいことがあるので、また呼んでほしい。実は2chを見ながらやっていたが、賛否両論。
・チャーリーさん、インターネットのことはこれからも考えていかないといけないが、僕らとしては喋りきった感じがする。
・次回放送は12月30日25:30〜28:00。「文化系大忘年会」と題してお送りする予定。
<感想>
「のちほど」と言いながら、3日間も待たせてしまいましたね。すみません。
では、感想にまいりましょうか。
Part5。思えば、1995年以前はほとんどの人が「インターネット」というものをよく知らなかったんですよね。その後、知名度は少しずつ上がっていくものの、最初の頃は「ダイヤルアップ」「ISDN」といったものが中心で、使えば使うほど電話代が高くついちゃうから「テレホーダイ」等を利用して少しでも安くする対策をしていた。それが今や「インターネット」を知らない人は少なくなり、回線も「ADSL」「CATV」「光回線」などが主流になり、いくら利用しても定額だから電話代の心配は無用。携帯でもパケット定額のサービスが登場し、ネットが気軽に楽しめるようになった。
本当、この12年間(僕で言えば小学校入学〜高校卒業の間)で大きく変わりましたな。
Part6。今回の放送の一番の聴きどころはここではないだろうか。時に難しい話を展開しながらも、時に爆笑できるところがあってこその「Life」だと思っているんで。
チキさんの「誰も作らなかったから自分で作った」発言。「ないものはねだるな。自分で作れ。」という考え方を思い出しました。思えば、ブログにしろ、チャットにしろ、その考えがあって作られたものであって、みんなが「あればいいのに」と考えていたら、いつまで経ってもできなかったわけで。
チャーリーさんの「悪いところを直せという言葉が大嫌い」発言。確かに悪いところは直したほうがいいんだけど、言い換えれば、それも一つの個性であることも事実。その“個性”を損なうことなく、かつ、相手に不快感を与えない。結構難しいことだとは思うが、それも人と付き合うためには避けては通れないことなんだなと思った。
次回の放送は12月30日25:30〜28:00(12月31日1:30〜4:00)。「文化系大忘年会」と題してお送りする予定です。
個人的には、2008年の元旦に「大新年会」をやってほしかったんですが、まぁ、日曜じゃないし、仕方ないかな。
今回で「Life放送記録書き綴り企画」は一旦終了しますが、また気が向いた時にやってみるかもしれませんので、その時はまたよろしくお願いします(本当は「外伝」の記録も書き綴るべきなんでしょうが、自分にはそこまでやる気力は残っていません(汗))。